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窯 辺 雑 記


8月15日
  13日にはお迎えのだんご、15日には送りのだんごと若い頃は食べもしなかった盆だんご。
 近頃は、こんな物が妙に美味しく思える。米粉を水で練って茹でただけの代物、
 それにきな粉をまぶしただけ。各々の地方でだんごの形は様々だろうが、球形のものは
 少ないだろう。早く、又まんべんなく火が通るように偏平の形が主流をなす。
盆だんご
  私の郷里(大分県玖珠町)では、細長く丸めて右半分と左半分を90度違えて
 偏平につぶします。あとは茹でてそのままきな粉をまぶすだけ。
 シンプルな味でいいですよ。沢山は食べれませんけど・・
こちらは丸く偏平に
作りました。

2001年8月13日
  盆の入りにて、親父の霊を迎え合掌。久々に登り窯の掃除をする。
 まずは窯の周りの草刈りから。実家とは言え日頃は遠くに住んでいるので
 一と月も放っておくと荒れ放題で、蚊の集中攻撃を受けながらのメンテナンス
 一年ぶりの窯焚きの構想を練るも、それ以前の物理的問題。(薪が少し足りないもよう)
 早めに手配しなければ・・・
薪について
  登りの窯で焚く薪は、極力コストを押さえるために背板(製材した残り)を使っています。
 松材の背板は15cm厚位のものはざらでかなり火力も出ます。
 一般に薪は松が良いと云われますが、それは、せめ焚きに入ってからの事で
 温度の低いうちは火脚の短い杉などの方が、物をなめずに焼いてくれるので良いのです。
 胴木間を800度位迄焚く時間(焼12時間)は、ゆったりとしたプロローグ、
 実に楽しいひと時です。
 どんなに良い材の薪でも、乾燥していないと温度は上がりません。3か月以上の乾燥が
 必要ですが、背板だと1か月程度で乾いてくれます。その点でも重宝しています。 
薪用の背板 色見(とってみ) つく(棚板の支柱)